2026年03月31日
FIT期間が終了する「卒FIT」を迎えた太陽光発電所。売却して現金化するか、引き続き保有して発電収益を得るか――どちらが得なのか、収益シミュレーションで徹底比較します。
卒FIT後の選択肢は大きく3つ
- 売却:発電所を売却して一括現金化
- 自家消費に切替:売電をやめて自社・自宅で使用
- 非FIT売電継続:市場価格・PPAで売電を継続
シミュレーション比較(50kW・FIT32円の場合)
| 選択肢 | 10年間の収益 | リスク |
|---|---|---|
| 今すぐ売却 | 600〜900万円(一括) | 低(確定利益) |
| 非FIT継続10年 | 200〜400万円(累計) | 高(市場変動・修繕費) |
| 自家消費切替 | 電気代削減150〜300万円 | 中(設備更新費あり) |
多くのケースで売却が収益的に有利です。特に設備が10年以上経過している場合、今後のメンテ費や修繕費が増加するため、売却して現金化する方が合理的な判断となります。
「継続」が有利になるケース
- 工場・倉庫など大量の自家消費先がある場合
- 電力価格の高騰が続く地域(北海道・九州など)
- 蓄電池の追加設置でピークシフトが実現できる場合
「売却」が有利になるケース(大多数)
- FIT期間終了後も設備が良好でFIT残存価値が残っている
- 土地の賃借契約が更新時期に近づいている
- 事業継承・相続を控えている
- 資金を別投資に回したい
よくある質問
Q: 卒FIT後すぐに売る必要はありますか?
A: 緊急性はありませんが、設備の劣化とともに査定額は下がる傾向があります。早めの査定をおすすめします。
Q: 非FIT発電所でも売れますか?
A: 売却可能です。ただしFIT案件より買い手が限られるため、専門業者への相談が重要です。
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