2026年03月31日
設置から10年以上が経過した太陽光発電所の売却を考えている方へ。中古発電所市場の実態と、古い設備でも高く売るためのコツを解説します。
設置10年超の発電所の売却実態
設置から10年以上経過した発電所でも、FIT残存年数があれば売却市場は存在します。ただし新しい発電所と比べて買い手の評価は慎重になります。
10年超でも高く売れるケース
- FIT単価が高い(36円・32円)で残存年数が5年以上ある
- 定期点検・メンテナンスを継続して実施してきた
- 発電量が計画値の90%以上を維持している
- パワコンの更新・交換を適切に行っている
10年超で価格が下がるケース
- メンテナンス未実施でパネル・架台の劣化が進んでいる
- 発電量が大幅に低下している(計画比80%未満)
- パワコンが旧世代品で部品調達が困難
- FIT残存年数が3年未満
古い発電所を高く売るための準備
- 簡易点検を実施する:発電量確認・目視点検で状態を把握
- メンテナンス記録を整理:過去の点検・交換記録をまとめて提示
- 発電量データを5年分用意:低下トレンドがないことを示す
- 「修繕不要」を証明する:パワコンの状態・残寿命の確認
設置15年・20年の場合は?
FITが終了・または間もなく終了する15年・20年超の発電所は、FIT収益による価値評価ができなくなります。この場合の売却価値は主に:
- 設備の残存価値(中古部材価格)
- 土地の価値(所有の場合)
- 非FIT電力の販売価値
に限られます。まず査定を受けて、撤去コストとの比較で売却が有利かどうかを確認しましょう。
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