FITの権利引継ぎとはどういうこと?売買時の手続きと注意点を解説

2026年03月31日

太陽光発電所の売却でよく聞かれる「FIT権利の引継ぎ」。これをしないと売却後も売り手に発電収益が入り続けたり、最悪FITが失効するリスクがあります。手続きを完全解説します。

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FIT権利引継ぎとは何か

FIT制度(固定価格買取制度)の認定は、発電所オーナー(個人・法人)に紐づいています。発電所を売却した場合、FIT認定を新しいオーナーに移転する手続きが必要です。これを「FIT権利の引継ぎ(設置者変更)」と呼びます。

手続きの流れ

  1. 売買契約締結(先行して進める)
  2. 経済産業省へ設置者変更届出
    「再生可能エネルギー電子申請」サイトから申請。売り手・買い手の双方が承認操作を行う。処理期間:2〜4週間
  3. 一般送配電事業者(電力会社)への通知
    電力受給契約の名義変更を申請。電力会社によって1〜2ヶ月かかることも
  4. 名義変更完了確認
    変更後の受給契約書・認定証を確認して手続き完了

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よくあるトラブルと注意点

①名義変更中の売電収益は誰のもの?

FIT名義変更が完了するまでは、旧オーナー(売り手)に売電収益が振り込まれます。引渡し日から変更完了日までの精算方法を売買契約書に必ず明記することが重要です。

②FITが失効するリスク

設置者変更の届出を怠ると、経済産業省から是正指導を受け、最悪の場合FIT認定が取り消されるリスクがあります。売買後は速やかに手続きを進めましょう。

③地目・設備の変更がある場合

売却に伴い設備の増設・変更があった場合は、FIT変更申請も必要になります。

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まとめ:FIT権利引継ぎのチェックリスト

  • ☐ 電子申請サイトのアカウント作成(売り手・買い手)
  • ☐ 設置者変更届出の申請・承認
  • ☐ 一般送配電への名義変更申請
  • ☐ 引渡し後の売電収益精算方法を契約書に記載
  • ☐ 名義変更完了の確認書類を保管

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